。 : TERAのグラフィックスは,細かい部分まで,本当に緻密に描き込まれていますよね。 潮田氏: 背景に関しても,例えば見晴らしのよいエリアに出て,ちょっと遠くに見える山々とか遺跡とかを眺めると,月並みな表現ですが感動するレベルですね。キャラクターのモーションにもとてもこだわっていて,とくに女性キャラクターにはアート担当の執念のようなものを感じます。 自分が操るマイキャラクターに関しては,格好よさ,arado rmt,綺麗さ,可愛いらしさを強く実感してもらえると思います。マイキャラクターを愛してくださるという意味では,日本のプレイヤーさんは世界でも一番だと思います。もしかすると,TERAのグラフィックスに対するこだわりを最も理解してくれるのは,日本のプレイヤーの皆さんなのかもしれません。 ノンターゲッティングバトル前提のMMORPGを実現 適度な距離?角度になると画面中央のキャレットの形状が変化し,攻撃可能なことを知らせてくれる。ターゲットモンスターのレベルや距離も表示されている : それでは,ノンターゲッティングバトルの醍醐味について,あらためて詳しく聞かせてください。 潮田氏: スクリーンショットでプレイ画面を見ている限りでは,従来のターゲット式のバトルと比べて,あまり大差がないように思われるかもしれません。しかし実際に動かしてみると,まるで違います。武器を1回1回振るうたびに,自分の目で距離や角度を確かめていかなければならないからです。 もちろん直接攻撃だけでなく,弓矢や攻撃魔法,そして各スキルといった,すべてのアクションに,これが密接に影響してきます。 : ヒーラーの回復魔法にしても,ちゃんとターゲットで狙わないと回復(=命中)できないんですよね。 潮田氏: 回復魔法は大きく分けて2種類があります,アラド戦記 RMT。一人一人自分でターゲットを合わせるパターンと,自分を中心に半径数メートル内のキャラを全員回復するといったタイプで,これらを状況に応じて使い分けていきます。 とはいっても,決して小難しいわけではなく,最初は誰でも出来るようになっています。そして戦術を追求していくことで,着実に違いが実感できます。ライトな人でも楽しめるし,コアになるにつれ,もっともっと奥深いバトルを堪能できるわけです。 : ノンターゲッティングバトル自体は,日本ではコンシューマを中心にすでに定着していますが,それをMMORPGのゲームジャンルで実現したところが大きいですよね
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