2013年2月27日水曜日

[COMPUTEX]Cooler Master,「USB接続で全キー同時押し対応」のゲーマー向けメカニカルキーボードを公開

。  これは端的にいえば,「Nキーロールオーバーの6キー同時押し対応」という,USB接続のゲーマー向けキーボードによくある制約から,Quick Fire Rapidを解放するものになる。  ゲーマー向けキーボードにおける重要なキーワード「ロールオーバー」と「同時押し」については,が詳しいのでそちらを参照してほしいが,USB接続であるにもかかわらず,PS/2キーボードのように,Nキーロールオーバーの全キー同時押しキーボードとして利用可能になるというのは大きなニュースだ。 Keyboard Checkerを持ち込んで試してみたところ。[A]キーから右に向かって順番にキーを押していったが,[J]キーを押したところで[A]キーが押上認定されることもなく,最大8キーを入力できている 両手を使ってキーを押せるだけ押したところ。すべて認識されている  Cooler Masterは,この「Nキーロールオーバーの全キー同時押しキーボードとして利用可能になる」ことを「フルNキーロールオーバー」と表現しており,この点は少々分かりづらいが,同社いわく「Windowsを“騙して”,より多くのキーを一度に入力できるようにしている」とのこと。Quick Fire ProはMacでも利用できるが,その場合は“騙せない”ため,常時有効なのではなく,切り替えられるようにしてあるという。  ちなみに無効化する場合は[N]+[INS]キーを押す必要があり,有効/無効化切り替えを行うと,直後の数秒間,キーボードを操作できなくなった。おそらくこの数秒の間,Windowsを“騙す”処理系の有効と無効を切り替えているものと思われる。  USB接続で,より多くのキーの同時押しをサポートした製品というと,Microsoftの「」が思い当たるが,いわゆるCherryスイッチ搭載製品となると,貴重な選択肢になりそうだ。どの軸を採用するかが決まって,国内発売となれば注目を集めるのではなかろうか。  なお,日本における価格は未定だが,rmt,おそらく1万円強といったところに落ち着くのではとのことだった。 そのほかCooler Masterは,DQ10 RMT,Quick Fireシリーズとは別系統で,全キーにバックライトLEDを搭載するゲーマー向けキーボード「Trigger」も準備中だ。オンザフライで[M1]?[M5]にキーマクロを設定できるほか,付属の設定アプリケーションを利用すると全キーにマクロを登録することも可能という
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