2013年4月7日日曜日

西川善司,iOS版「ソーサリアン」をプレイする。名曲の調べとともに蘇る1980年代の最高峰RPG_4

。なお,武器攻撃と魔法攻撃の同時押し操作を行う局面も多いので,iOS版のバーチャルゲームパッドでは二種類の攻撃を同時に行う,同時押し相当の専用ボタンもあしらわれていた。  移動先や攻撃対象を直接するようなタッチ操作には対応しておらず,このバーチャルゲームパッドを使用してプレイしなければならない。アエリアの担当者によればいろいろと検討した結果,こうした仕様が最適解だと判断したとのこと。なお,バーチャルゲームパッドの表示位置などをカスタマイズすることは可能だ。 バーチャルパッドは,左のコントローラ部で移動,右の[A][B][X]のボタンで攻撃,魔法,攻撃+魔法といった操作を行う  肝心の操作感は,筆者がiOS機器(iPad,iPhone)に慣れていない部分も大きかったのと,当時のキーボード/ジョイパッドでのプレイイメージが強すぎたため,筆者個人の感想としては操作が少々難しいという印象を受けた。とはいえ,慣れさえすればちゃんとプレイできるようになるとも感じた。まあ,これを買うような人はタッチパネルを使い慣れていると思うので,もっと違和感は少ないのかもしれない。  さて,rmt,前述したように,今回のiOS版ソーサリアンのベースとなっているのはWindows版の「ソーサリアン?オリジナル」なので,ドラクエ10 RMT,グラフィックスは8ビット版の8色?VGA解像度から描き直された多色?高解像度版になっている。ただし,マップやキャラクターのグラフィックスの作りはブロックパーツ単位(ゲームプログラマの間で当時「チップ」といわれたもの)のままになっている。スクロールも当時のようなチップ単位のカクカクスクロールではなく,スムーズスクロールが実現されているのだが,衝突判定や移動単位はチップ単位のままだ。その意味では,見た目を適度にリッチにしつつ,ゲームの雰囲気は適度にレトロな装いを残しているという感じだ。 「懐かしくて,思わす押入れから引っ張り出した」(西川氏)というパソコン版のパッケージ  サウンド/BGMは,PC-8801シリーズ版のOPN仕様でFM音源3和音+PSG3和音の6和音構成を基本としている。妙なアレンジが行われなかったことは幸いだが,当時,シリーズ最高峰といわれたFM音源8和音(BGM用は6和音),PSG3和音のX1turbo版仕様が搭載されていないところが少し残念だ。X1turbo版のBGMであれば,例えばオープニング曲でピッコロの裏メロのパートがあったりと,全曲がとてもゴージャスでリッチになっていたのだ
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